海外山登りブログ

アラサー。2016年12月キナバル山、2017年1月キリマンジャロ、8月エルブルース登頂、12月アコンカグア敗退。2018年9月マナスル登頂。2019年エベレスト狙います。

キナバル山1日目

今回は10月以来2ヶ月ぶりの再チャレンジ。前回は高山病で3200mの小屋で猛烈な頭痛、食欲不振になり寝ても治らず頂上アタックを断念。今回登る理由としては来年1月にキリマンジャロが控えているからである。25万のビジネスクラスチケット、18万のツアー代金、更に街で宿泊費等も含めると約50万。金銭面と18時間のフライトの労力を考えると、今回のキナバル登山では高山病をどうしても克服しなければいけない。

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      メンバーは私と25歳O君と28歳Y君。O君は高校野球、Y君は高校、大学野球経験ありで基礎体力は十分だがともにここ3ヶ月運動してないらしい。私は週3回のランニングと月一回の登山をしてるので、大丈夫だと信じたい。

 

 

       市街地から車で2時間かけて、高度2000mの登山ゲートに到着。朝9時に出発し、6時間ぐらいかけてまずは宿泊小屋である3200mの小屋を目指す。私は三浦ドルフィンズで70代と測定された肺機能の持ち主なので開始10分後ぐらいから、息切れが激しかったが教えてもらった息を強めに吐くという呼吸法で酸素を取り入れることを試みた結果、次第に息切れが治った。ダイアモックスのおかげかもしれないが。O君とY君は順調そのものでペースも早い。特にo君が。

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       道中は割愛するが、15時にみんな無事に小屋に到着。小屋に到着して熱いお茶やコーラを飲み休憩してるとY君の様子がおかしい。頭が痛くて寒気がし、吐き気がするらしく生気がない。完全な高山病の症状だ。彼は数年前にふじさんに登った時に吐きながら登ったらしく私と同様、高山病に弱い体質だ。彼も今回ダイアモックスを服用ししながら登ったが、高山病になってしまった。そしてY君は食事もできず、すぐに寝床に入った。ちなみに今回の小屋の宿泊人数はおよそ40人ぐらいで半分が欧米人、10人がアジア人、 残りの10人がマレーシア人といった感じだ。私とO君は元気で高山病の症状はなし。食事を取り、明日は2時出発で特にやることもないので18時には床に入った。

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