エルブルース
ご無沙汰しております。約半年ぶりの更新となりましたが、山はサボっていた訳ではなく月2回ほどのペースで日本の山に行っていました。前回の記事でも書いた通り、キリマンジャロの次としてはヒマラヤの6000m級の雪山に行く予定でしたが、モンスーンの都合上ほとんどのツアー会社は5月か10月あたりしか催行しておらず、4月に日本に帰国したばたばたでヒマラヤはとりあえず断念。
そこで、次に考えたのがヨーロッパのマッターホルン、モンブラン、ロシアに位置するエルブルースあたりの雪山。人気や知名度を考えると前の二つだけど、標高が4400mと4800mなので経験を積む山としてはどうかなと思い、ある程度標高のある5642mのエルブルースを選択。キリマンジャロと同じ世界七大陸最高峰の一つでもあるのも決め手だった。
行程としては4000mの山小屋を起点に3日ぐらい途中まで登り降りし、高所順応をし最後のに日に一気に頂上まで行ってしまう感じ。キリマンジャロよりは若干楽そうだが、問題は寒さ。-12℃ぐらいで、風があると更に下がり体感温度は-20℃になることも。しかし、これぐらいは厳寒期の八ヶ岳で体験してイメージはできるが、エルブルースの場合は高所の為、それに加え酸素が薄くなることで血流も悪くなり体感温度は更に下がる。私は高山病に弱い為、この点が若干心配である。
今回は高所の雪山ということで、新規でいろいろと雪山ならではの装備を買いました。
「ダブルブーツ」靴の中で靴を履く。真ん中の小さい靴を履いて、隣の靴に足を突っ込みます。高かったです。
「ゴーグル」吹雪対策
「ミトンのグローブ」グローブとしては最強の温かさ
「マウスピース」小屋なので、自分のいびき対策。依然、キナバル山の山小屋で自分ではない人のいびきがうるさく、同部屋の他の人がその人を殺すんじゃないかぐらいの勢いでキレていた為。
では、行ってきます。