海外山登りブログ

アラサーリーマンが海外登山中心にブログ書いていきます

八ヶ岳・硫黄岳

      キリマンジャロから3週間が過ぎた。現在次に行きたいと思っている山は、ネパールのヒマラヤ山脈の6000m級の山のいずれか。キリマンジャロはおよそ5800mで単純に次はそれより高い山に登りたいし、トレッキングは飽きたのもある。なによりヒマラヤの雪山に登るというのは、雪山の技術も必要だし1ヶ月弱の日程も必要だ。ここをクリアできたら私の中では、今後はどこに山でも登れる下地、あるいはスタート地点に立てるという考えでいる。

 

       ということで、ツアー会社等が提供する雪山初心者講習を受けた。催行10日前になって申し込みは私しかいなく、催行しないという連絡が来たがそこしか日程が空いてなかったので、ツアー形式ではなくプライベートガイドとして個人的にガイドを雇うことで無理矢理開催にこぎつけた。1泊2日でおよそ10万円だったが、私含め友人3人を急遽呼んだ為、自己負担は少なく済んだ。

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         コースは八ヶ岳の硫黄岳を山小屋泊まりで1泊2日で登るというもの。当日の天気は−15度ぐらいでリュックから物を取り出す際、手袋を取って取り出していたらものの数分で指先に激痛が走った。人間の身体は寒いと末端神経まで血液が回らなくなるらしい。20分ぐらい歩いかないと指先の痛みは治らない。手袋を付けたまま5分立ち止まるだけでも同様の事が起きる。ちなみに手袋は厳冬期専用の手袋で2枚重ねで、価格は2万円弱もするものである。

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          山小屋は赤岳鉱泉で土曜日ということもあり、200人超の満員。小屋に入ると、明日私達が行くコースで本日雪崩があったとに情報があった。更に金曜日には隣の阿弥陀岳で早稲田の学生が滑落して亡くなっていた。ちなみに7大陸最高峰に19歳で登った早稲田の南谷真鈴さんも去年か一昨年、阿弥陀岳で滑落し九死に一生を得た。それでもこの山の満員ぶりを見ると、人間の冒険心の強さを思い知らされる。

 

         翌日の早朝、山小屋を出発し頂上までは3時間ぐらい。2時間ぐらい歩き森林限界を超えると風を遮るものが無くなり、一気に風が強くなり体感温度もぐっと下がる。目だし帽で顔を覆っていたが、皮膚が出てる部分は寒いというより痛い。ドライアイスを直接付けられてるみたいだ。ガイド登山ということでロープを念の為、付けて登ったがロープ無しでコケたら、死ぬようなところもあった。私は森林の中でアイゼンを靴紐やズボンに引っ掛けて数回転んだので、ここで転んでしまったらと思ったゾッとした。

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        頂上では写真をささっと取って下山。下りは4時間ぐらいだったが、アイゼンで逆ハの字の形で歩いていたので、内股が痛くなり階段を登るのもきつかった。他にも靴が合わなく足裏が痛くなったりと初の雪山ならではの不調がいくつかあった。

練習の為、3月もまた違う雪山を登ろうと思う。

 

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